東質青年部サイトをご覧いただきありがとうございます!
私は、2016年公開の映画『シン・ゴジラ』のロケ地になった東京都大田区蒲田において、店舗兼生家であります「有限会社オギノ」で勤務しております。
私で三代目となり、1983年生まれの40歳でございます。
幼少期から質屋を生業とした家業において、将来自分もこの仕事を継ぐのかと不思議に思っておりました。
ですが、城南質屋バーゲンのアルバイトを経験し「やりがいのある仕事だ」と思い、この業界へ入りました。
大学卒業の後、元々アルバイトでお世話になっていた神奈川県藤沢市の「かわい質店」(現Select shonan)で修業をいたし、続いて東京都豊島区池袋にあります、「クラタセブン」でも修業をいたしました。
各所で大変お世話になり、11年前から「(有)オギノ」に入社いたしました。
藤沢も池袋も第二の故郷といっても過言ではありません。
修業に入る前は不安もありましたが、素晴らしい諸先輩方や業界の方々と出会い、仕事はもちろんプライベートでもとても勉強になることばかりでございました。
趣味は映画鑑賞、サッカー観戦、旅行です。昨今のコロナ禍では制限もございましたが、今年こそは仕事とプライベートを充実させたい所存です。
映画は多種のジャンルを観ますが、新作だけではなく古い作品も観ます。
サッカーはつい熱がこもってしまい、今年はスタジアムに足を運ぶ次第です。
外出制限は緩和されましたが、予防対策には引き続き気を付けながら、業務も私生活も一層の活動をして参りたいと思っております。
ここ大田区蒲田は、羽田空港も近く様々な玄関口となり便利です。
個性的な人たちも多い場所ですが、ぜひ遊びに訪れて下さい。
少し足を延ばせば、池上本門寺や海を感じられる平和島、大森海岸があり、いろいろな顔を持ち合わせた区でございます。
地元から離れない人々も多く、私もその一人でございます。生まれも育ちも蒲田であり異業種交流も活発です。
同業者だけではなく、たくさんの方たちとふれあえるのも魅力です。
その場において、他業種の意見を聞くことは狭い世界に凝り固まらず、日々の学びとなっております。
従業員や下町風情の環境、周りの同業の方々にも恵まれ、商店街組合の活動もあり、大規模な祭事等をはじめ、稼業以外の催しにも参加いたし大変有意義な街です。
青年部に加入させていただいたことで、これからも貴重な出逢いとともに、ご指導を賜れましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
東京・大阪・福岡でのバーゲン経験も糧になっております。
2016年、関根元幹事長よりお誘いいただき、後に高橋元幹事長、大野元幹事長、谷口元幹事長の下で副幹事長を務めて参りました。
どのような業種でも共通であると存じますが、やはり人と人との繋がりは何ものにも代え難い大切な宝であります。
後継者問題や、若い世代に引き継げるようなやり方を模索していくことが今後の課題と考えております。
具体的な事業計画案といたしまして、次の点を念頭にしております。
一、質屋業界を担う若手の育成。組合員の必要な共同事業への参加と協力体制で、さらなるレベルアップを図る。
二、相互扶助の精神の下、部員及び、従業員その家族との親睦を深める。
営業活動を活発化し、部員資格を有する組合員の勧誘と、組織力を高める。主に20代~40代の増員を目指す。
三、年間を通して行われる事業に対し積極的に参加をすることで、組合への
理解を深め、青年部員の管理能力と課題解決能力の向上へ取り組む。
四、情報発信や業界のコラム執筆を介して、周知と認知向上を目指す。
(合同勉強会、ノウハウの意見交換は最適解と考えております。)
五、世の情勢を鑑みて、ITツールを積極的に活用する。デジタルスキルは、
欠かせないツールである。
以上
昨今の変容は目覚ましく、この業界は紙媒体で運営しているところが多いのも事実です。世代交代の波に乗り遅れることにないよう邁進したい所存です。
そのためにも、若い世代の意見も柔軟に取り入れ、先人の功績と融合することにより、さらなる発展も夢想ではございません。
経済的な不安を抱えるのは日本だけの問題ではないからこそ、多種多様な業種で、よりよくしていく努力は近年だけの困難ではありません。
人手不足は、この業界だけではなく社会問題でもあります。
慣例通りのことをしていたら解決はできません。
今後求められるスキルは、迅速な状況判断と柔軟性です。
まだまだ未熟な面も多々ございますが、各所での経験と知識を活かし、今後も精進を怠らず勤務にあたって参ります。
そして蒲田、城南ともに地域密着も念頭に発展して参りたいです。
我々が計画した事業計画の活動が速やかに行えておりますのは、多くのご理解とご協力の賜物でありますこと、心より厚く御礼申し上げます。
改めまして、東質青年部をご紹介いたします。
1970年に初代酒井清司元幹事長が創設されました当部は、2020年に50周年を迎え、今日まで継続いたしております。
歴代幹事長のご紹介
1970年 初代 酒井 清司
1974年 二代 水谷 啓介
1976年 三代 小林 保彦
1978年 四代 久保 光太郎
1980年 五代 横尾 龍彦
1982年 六代 島田 宏
1984年 七代 牧野 光男
1986年 八代 牧野 光男
1988年 九代 荻野 髙司
1990年 十代 中 光夫
1992年 十一代 齋藤 邦彦
1994年 十二代 関根 秀男
1996年 十三代 関根 秀男
1998年 十四代 中 肇
2000年 十五代 中 肇
2002年 十六代 戸枝 淳也
2004年 十七代 松本 優
2006年 十八代 岩崎 誠太郎
2008年 十九代 渡邊 良輔
2010年 二十代 相川 登美夫
2012年 二一代 柴 淳子(菊池 淳子)
2014年 二二代 吉川 元浩
2016年 二三代 関根 俊治
2018年 二四代 髙橋 正広
2020年 二五代 大野 公輔
2022年 二六代 谷口 大地
(敬称略)
現役青年部幹事のご紹介
幹事長 荻野 剛司 (大田)
副幹事長 新見 武尊 (深川)
副幹事長 相川 雷太 (新宿中央)
副幹事長 福島 英明 (本所)
副幹事長 小川 雄大 (立川)
幹事 松下 晃久 (西新井)
幹事 兼松 博士 (福生)
幹事 齋藤 康弘 (西新井)
幹事 藤庵 高志 (八王子)
幹事 古川 裕輝 (志村)
幹事 星野 友亮 (愛三)
幹事 富井 顕太郎 (深川)
計一二名(敬称略)
2024年4月17日青年部総会におき、二七代目幹事長に私が承認を賜りました。
諸先輩の中には、私事でございますが、父・荻野髙司も名を連ねており、新たに気を引き締め取り組んで参る所存です。
また、現役青年部幹事の皆様方とともに、伝統と責務を全ういたします。
今後とも、ご指導ご鞭撻をいただきたくよろしくお願い申し上げます。
末文になりましたが、皆様の更なるご健勝とご多幸を切にお祈り申し上げます。
大田支部 荻野 剛司