10月25日(火)に、時計の修理工房の方をお呼びして勉強会を行いました。
講師を板橋区小豆沢で時計修理「BRAIN」を主宰されています和田雄志様にお願いし「ブランド時計外装の簡単なクリーニングとベルト駒詰めの注意点」について東質会館にてご講義いただきました。実際現場で起こりうる、クォーツの電池交換時のトラブルの例や、パッキン交換の重要性、またベルト駒詰め時の留意点など、細かく教えてくださり、講義予定の一時間はあっという間に過ぎてしまいました。今回は質屋会館での講義だったため、実際の作業を見ることは出来ませんでしたが、磨きの際に必要な機材、コマ詰めを行う時に便利な工具など実務上、役立つお話を伺うことができました。部員からも、実際の作業時に疑問に思った点が数多く質問され、大幅に時間をオーバーして今回の講義は終了となりました。
簡単にクォーツ時計が止まったからといっても電池が切れているのか、機械が壊れているのか、などチェックする部分が多く、まだまだ知らなかった知識がありました。今回は講義形式でしたが、工房で実際の作業を見たいという声も多く聞かれ、機会を改めてまたお願いしたいと思いました。和田先生、今回はどうもありがとうございました。