青年部ゴルフ対抗戦

去る2月7日、恒例の東京/埼玉青年部VS神奈川質屋クラブのゴルフ対抗戦が神奈川県横浜市の戸塚カントリークラブ西コースにて開催されました。戸塚CCは日本プロゴルフをはじめ、最近ではキャノンオープンの開催でも有名な関東屈指の名門コースで、私もこの日のラウンドを楽しみにしていた一人でもあります。1月の末から爆弾寒波の影響で関東地方も積雪や気温の低い日が続き当日の天候が心配されましたが、快晴弱風(最高気温8度)と天候にも恵まれて最高のラウンド日和となり朝から皆さまの笑顔が絶えない素晴らしい1日のスタートでした。

参加者は個々に受付を済ませ、早朝のウォーミングアップに続々と向かいます。私も今年初のラウンド(初打ち)でしたので、ウォーミングアップではなく本気練習をやりいざスターティングホールへ。さすがに朝一のグリーンコンディションはカチカチに凍っており、モーニングダボ(PAR4ホールで6打)のスタート、その後も誤球(2打罰:違う人のボールを打ってしまうこと)などもあり、同伴競技者と楽しいラウンドをする事ができました。グリーンコンディションも最高の状態で、小さいグリーンに昔ながらの傾斜で皆さまも手をやいたのではないでしょうか。乗せるエリアを考えて打たないとパーをとるのがやっとになってしまい、アイアンの精度が求められるコースでした。午前中のラウンドを終え、お昼休みはレストランでアルコールの補給が始まりました。早朝から呑んでいる方もおられ、お昼からビール、焼酎と居酒屋状態のテーブルもあったりと楽しい昼食時間だったのではないでしょうか。

元気よく酔っ払いの集団が午後のスタートホールへ。

皆様もご想像のとおり、スポーツでアルコールが入っていいパフォーマンスが出来るわけございません。ほとんどの方が午後のスコアはボロボロ、「俺は1日中ボロボロだったよ」なんて声も。そして午後の9ホールを終え、大浴場へ。アップダウン(コースの傾斜)で参加者ほとんどの足腰がヘロヘロに。私も学生時代からゴルフをやっていて筋肉痛になったのが情けなく思い、筋肉痛が残る翌日から17年ぶりにトレーニングを再開しました。少しは飛ぶようになるかなぁ。そして恒例のヤジが飛び交う表彰式へ。ご参加の皆さまはご存じと思いますが、自分勝手に話して、好き放題ヤジを飛ばしての楽しいパーティーです。用事で先に帰られた方は何を言われているか判らない、恒例の自分勝手なスピーチタイムです。パーティーではまともなご挨拶をされた方は一人もおらず、好きな事を話しておられました。最後は岩井青年部長の中締めの挨拶で散会となりました。

参加をご希望の皆さまへ

今回参加人数24名6組と参加者が減っております。スコアを競うのではなく交流の場として開催しております。気兼ねなくご参加頂ければと思います。また最近は『コンペだからちゃんとやらなきゃ』『OKは無しで』と生真面目に行う反面、プレー時間が遅くなってきております。所詮、仲間内の懇親ゴルフコンペです。他人がいたら失礼かもしれませんが、もっと気楽にゴルフと懇親を楽しむ感じでも良いのではと思っております。そもそもちゃんとルールを理解してプレーされている方は競技ゴルフ経験者でも少ないのに、このコンペに何人おられるか。私も自信がありません。ルールを知る前にマナーを知る方が大事だと思います。前後の組には他のお客様がプレーをされております。ハーフ2時間、トラブルがあっても2時間10分、20年前は当たり前のことでした。前の組と1ホール以上離れたらコースから注意されました。最近はゴルフ場も集客からなかなか強く言えない時代になりましたが、私がゴルフを教えるなら『プレーヤー』より『ゴルファー』になれと教えます。『ゴルファー』とはプレーをするだけでなく、ルールとマナー、そして他の組に対する配慮ができてはじめてゴルファーと呼ぶとゴルフの師匠に教わりました。上手いプレーヤーはいっぱいいる、上手いゴルファーは少ない、こんな言葉を25年前に私が高校生の時に教わった事を思い出します。マナー良く、素早いプレーがいいゴルファーへの近道です。対抗戦ゴルフコンペは『ゴルファー』の集いになれるようにしていきたいと考えております。ゴルフの原点を楽しむためにも必要な事だと私は思います。19401.jpg

関連記事

TOP